2012年04月05日
木材の乾燥を学ぶ


昨日「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員で(協)静岡乾燥木材加工センターを見学しました。 (協)静岡乾燥木材加工センターは製材品の乾燥処理や修正挽きを受託することで、寸法、強度、性能が確かで安定した木材を供給できるようにするための施設です。「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は天然乾燥材を供給している中で品質の確保にも取り組んでいく過程として今回の見学会を行いました。森とまの専門家会員でも林業家や製材所はこの施設のことをよく知っていますが、われわれ建築士からしてみるといまいちイメージできない部分がありました。山から切り出された丸太がどのような状態で運ばれてきてどのように選別されていくのか、人工乾燥を行う乾燥機やその工程と人工乾燥された木材の質感、そして乾燥後に寸法を整えられ含水率や強度が計測されている様子。今後の専門家会員の打ち合わせの材料となるものごとをいろいろと確認することができました。
2012年02月18日
森林と環境を考えよう


今日は静岡地域材活用住宅推進協議会の青少年育成事業「森林と環境を考えよう」のサポートで、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員は静岡市の高山・市民の森で小学生と父兄のみなさん約20名と一緒に森の散策、伐採見学、箸づくり体験、節木の絵描きなどを行いました。寒さが厳しい時期ですが天候に恵まれ気持ちの良い山歩きと山頂からの素晴らしい景色を見ることができました。また、箸づくりで子供たちは木を削ったり、磨いたり一生懸命手を動かしました。「楽しい」時間が少しでも「考える」につながってくれるといいですね。
2011年11月06日
森とま伐採見学会2011


昨日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の伐採見学会「森林整備体験と森のあたたか料理」でした。今回の現場は足久保の奥の山林、谷川沿いに林道を上った少し広い場所です。
まずは枝打ち体験、各自のこぎりを持って川を渡った斜面に上り枝打ちについての説明を受けました、枝打ちは良質で節のない材をつくるための作業です。その後プロの仕事を見せてもらいそれぞれ手の届く範囲で枝を切ります。上を向いての作業はなかなか大変ですが、枝を払えば空間が広がり森がすっきり明るくなるのがわかります。

続いて伐採作業の見学でしたが、今回は参加者代表として林業家の専門家会員の指導の下、僕が実際にチェーンソーを使い伐採作業の体験をさせてもらいました。けがをしないために実際の作業に使う装備を身に着け、伐採する木の横で説明を受けました。ほかの参加者は少し離れた場所からの見学です。伐採をする場所は斜面のため足場の悪い場所でチェーンソーを使うため、体のいろんな場所に力を入れていないといけません。緊張しながらも的確な指導のおかげで、計画通りの方向に倒すことができました。これまで伐採の見学は何度もしてきましたが今回はとても貴重な体験をさせてもらいました。

次に、斜面に倒された状態の木の枝を払い、用途に合った長さに切る造材玉切り作業、それを平らな場所まで運ぶ作業を見学。山の斜面という不安定な場所での手際の良いプロの作業を見せてもらい改めてその技術のすごさを感じました。

盛り沢山の勉強の後はお待たせ昼食の時間です。今回は焚火パンを作ってみました。参加者各自、木の棒にアルミホイルを巻き、あらかじめ用意してくれてあったパン生地をその棒に巻きつけます。あとはそれを焚火にかざしてしばらく待ちます。生地がだんだん膨らんできます、そのうち焦げ目がついてきます、10分ほどでこんがりとしたパンが出来上がります。子供も大人もみんなして挑戦、自分のパンが上手にできるように楽みながら作業して、おいしくいただきました。

今回の伐採見学会は少人数だったのですがその分濃い内容の勉強ができ、また楽しい体験もできました。準備や当日の段取りをしていただいた静岡市林業研究会 森林認証部会の皆さんありがとうございました。
2011年06月20日
森とま通信 vol.13


報告が遅れましたが「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の会報「森とま通信 vol.13(2011春号)」が発行されています。今回から3回に分けて「静岡の木を使った家づくり」に関するレポートを僕が書くことになっています。設計の時に考えること、現場での森とま専門会会員同士の協力、完成後の姿などを紹介できればと思っています。お問い合わせは「しずおか森と学ぶ家づくりの会」事務局で受け付けております。
森とま通信 Vol.13(2010春号)
<Contents>
○ 静岡の木の家レポートその1(清水建築設計室 清水利至)
○ 樹木と動物(鈴木林業 鈴木英元)
○ 木の香りと共に(まゆみ空間工房 守屋真由美)
○ 森とまインフォメーション
2011年04月12日
第4回 静岡の山を知ろう!


日曜日は「第4回 静岡の山を知ろう! ~植林・シイタケ収穫体験~」でした。山村交流センター「安倍ごころ」に集合し梅ヶ島へ。最初はクヌギの植林体験です。クヌギの木の説明を聞いた後、鍬を持ち、苗を受け取り、植林場所となる斜面へ向かいます。20cmほど掘って植えるのですが斜面であることと、石が多いことで苦労しました。子供たちも一緒になって全員で協力し100本植えて作業終了。
次はシイタケ収穫体験です。植林場所の近くの林にシイタケの生えたほだ木が置かれています。そこでシイタケ栽培している方からシイタケの話を聞きました。知らなかったこといろいろ聞いて勉強になります。そして1人1本のほだ木を選んで収穫体験。その後河原でシイタケや山菜の料理とともにお弁当を食べました。作業の後でお腹も減っていて外で食べる弁当はおいしかったです。
食後は車で移動して3年前に植林を行った山へその後の様子を見に行きました。シカの食害で成長が遅れているものがありましたが、自分たちが植えた木が大きくなっている様子をみるとまたいろいろと感じるものがあります。手をかけてくださっている林業家の皆さんに感謝です。そして最後は森とま材を使った建物「鈴木林業事務所」を見学し、イベントは終了です。今回は盛りだくさんの内容でしたが、体を動かすこと、勉強すること、おいしいこと、気持ちいいこと、いろいろで楽しかったです。静岡市林業研究会森林認証部会の皆さんありがとうございました。そして参加してくださった皆さまありがとうございました。「森とま」次の活動はシミフェス10です。
2011年01月07日
これから


しばらく更新ができませんでしたが、森とまの活動を報告します。
11月13日:葵区玉川大沢の山にて「伐採見学会 + あったか料理体験」開催。
11月27日~12月5日:葵区アイセル21にて「地元の木を使いたい」イベント参加。
その他専門家会員で「森とま家づくりマニュアル」作成を始めました。
また、森とまHPに森とま材の施工例を掲載しました。
活動を始めてから3年、イベントを通じて静岡の山のこと、安倍川の木材のこと、家づくりのことを発信してきました。その一方で林業家、製材所、設計事務所という繋がりを活かし静岡の木を使った家づくりのスタイルを考えてきました。これからはそれらをカタチにして、より分かりやすく、より進んだ活動をしていきたいと考えています。今年も「森とま」をよろしくお願いいたします。
2010年08月09日
森とま夏のイベント


土曜日に静岡市賤機都市山村交流センター「安倍ごころ」で夏のイベントを開催しました。今回は実験と工作を行いました。午前中は土と木の実験、木工作、午後は建築模型製作体験です。その講師を「森とま」の専門家会員たちが担当しました。
まずは林業家グループが土の実験を、森の土種類やの役目が良く分かる実験でした。次に製材所が用意した木ので樹種による性質の違いを体感する実験、子供たちは楽しそうに実験を行っていましたし、感覚的な発見があったのではないでしょうか。その後木工作を行い昼食。午後は僕たち建築士グループが子供さんが書いてくれた家の絵をもとに実務で使っている建築模型材料で部品を作り、それにまた窓を描いてもらったり、色を塗ってもらい最後に組み立てるという建築模型体験を担当しました。自分の描いた絵が形になる、この感覚の楽しさを感じてもらえたと思います。
今回は専門会員がそれぞれの分野を担当したのですが、僕たちも林業家の専門家会員、製材所の専門化会員のの話がすごく勉強になりましたし、実験も楽しく参加しました。今後の「森とま」の活動の可能性を知ることができたような気がします。参加してくださった皆様ありがとうございました。
2010年06月29日
「森とま」6月定例会


先週「専門家会員による定例会が行われました。4月、5月も行っていましたが、イベントもあったりして定例会の報告はしていませんでした。2か月ぶりの定例会報告になります。今回は春のイベント関係が一息ついたので夏~秋にかけての活動の確認や検討を中心に行いました。今後の予定は
7月中 森とま通信 夏号 発行
7/17(土)長田公民館夏祭りに木工品などを出店する予定です。
8/7(土)「安倍ごころ」にて「森とま夏イベント」を開催予定。
木材を使った実験や建築模型を使った遊びを検討中です。
8/7(土)イベントの後は会員限定でバーベキュー&座談会&合宿を企画中。
9~10月 「森とま見学会」開催予定。
前回は家具工場でしたが、木材と関係する工場の見学を検討。
また、実際に「森とま材」を使った家が完成したり、リフォームで「森とまフローリング」が使われたり、実務的な部分でも一歩一歩進んできています。今後、仕事の部分でもきちんと成果を発信できるかたちを検討していきます。
2010年04月27日
積木タワー


日曜日に清水駅広場で行われたシミフェス9に参加しました。今回は子供たちが自由に遊べるちび積木コーナーでの参加です。ちび積木は建築の天井の下地に使う材料の端材などです。数種類の形状で1000個あります。
積木を手にするとどんどん積み上げたくなるもので、あちらこちらで塔が建ち始めます。つみ方もいろいろでたくさん使ってゆっくりつくっていく子もいれば、少ない部材でどんどん高くする子もいます。そのうち飛び抜けて高くなる塔があらわれます。近くで自分の塔を作っていた子供たちもそれを手伝い始めます。そのうち高いところを積んでほしいと僕に声がかかります。子供たちの期待を受けながら慎重に積み木を積んで最終的に2.5mほどの塔が出来上がりました。単純だから面白い、形ができるから面白い、みんなでつくるから面白い。ちび積木、はまってしまいます。
2010年03月29日
植える


昨日は植林体験会でした。朝、山村交流センター「わらびこ」に集合して。上流へ向かいます。舗装されてはいるものの細くて急な道を上って現地に到着。2年前は駐車場から急な山を登ったところでしたが、今回は道のすぐ下で子供連れでも心配のいらない場所でした。
最初にグループ分けを行い、植林のやり方を聞きます。今回植えるのはヒノキです。山の斜面の枯れ葉などのごみをどけて、そこに穴を掘ります。はやく葉が上を向くように葉の裏側を谷川に向けて苗を入れます。根のまわりに隙間ができないように土をかけて、一度まわりを踏みしめます。最後にはじめ取り除いた枯れ葉などを土が乾燥しないようにもどして完了です。最初は時間がかかりましたが、そのうち慣れてきて予定の本数を植えきりました。
次は休耕田になっているわさび田へ移動。枝や落ち葉をみんなで掃除すると砂利の上を水が流れはじめてわさび田が復活しました。そこへ順番にワサビの苗を植えていきます。ワサビは砂利の間に差し込むという感じで植えていきました。大人たちは植えていくうちにそれらしくなってくるのを楽しんでいましたが、子供たちはさサワガニの方が気になったみたいです。
雨の予報があったので午前中にすべての作業を行い、最後に昼食をみんなで食べました。焼き魚やワサビの茎をつけたものなども用意してあり、それらがおいしく、気持ちのいい昼食の時間でした。だいたい食べ終わったころ雨が降りだし、今回のイベントは終了となりました。今回は自分たちで作業を行うイベントでしたが、静岡市林業研究会森林認証部会の皆さんが準備をしっかりしてくださっていたので貴重な体験をすることができました。どうもありがとうございました。今回植えたヒノキやワサビの様子もこれからブログで紹介してくださるということなので楽しみです。
2010年03月20日
「森とま」3月定例会


昨晩、専門家会員による定例会が行われました。先月は忙しくて報告できませんでしたが、ちゃんと定例会は行っていましたよ。
来週3/28(日)は「森とま春の植林体験会」です。森とまは伐採の見学をしたら今度は木を植えます、2年ぶりの植林体験会です。午前中にすぎ・ひのきの植林を体験します。午後はワサビ植えの体験を行います。午前も午後も楽しめるイベントなのでぜひご参加ください。
4/25(日)は恒例のシミフェス参加です。今回は会場が芝生広場になったので雰囲気も変わりそうで楽しみです。その他、住宅完成見学会、建築展参加など話し合う内容が盛りだくさんでした。夏休みには新しい形のイベントを計画しています。
2010年01月25日
構造材見学会

昨日は住宅の構造材見学会でした。専門化会員の杉山智之建築事務所設計で静岡市清水区に建設中の現場で実際に建物の材料として使われている森とま材についての勉強会でした。
設計担当の杉山智之さんから設計についての説明の後、製材を行った杉山製材所の杉山徹さんから、森とま材がどこにどのように使われているかのお話。森とま材には緑のハンコが押されているので良く分かります。また、どこの山で誰が育てたのかが分かるデータシートも作られていて、顔の見える家づくりがいいかたちで実現しているのを感じました。
森とまは今後もイベント開催だけでなく専門化会員が考える良い仕事をしていけるような研究や実践を積み重ねていきたいと考えています。
2010年01月21日
「森とま」1月定例会


2ヶ月ぶりに専門家会員による定例会が行われました。1月~3月はイベントが多いのでそれらの打ち合わせを行いました。
まずは「森とま材」を使った住宅の構造見学会が1/24(日)に開催されます。当日はスタフが皆参加しますので、設計者から計画の話や、木材の話などを聞いていただくことが出来ます。
2/6-2/7は(社)静岡県建築士会中部ブロック青年企画委員会が静岡市の青葉シンボルロードで行う、街と建築を楽しむイベント「archi-mix」に参加します。でか積み木やつぐみオリジナルのヒノキューブなどを持ち込みますので街に行かれた際は立ち寄ってみてください。
3/28(日)は春の植林体験会を予定しています。伐採とは趣の異なる新しく森を作る作業を体験できます。詳細は後日お知らせいたします。その他、いくつか講師依頼などが有りますのでそれらの対応を協議しました。徐々に春に向かっていきますが、森とまはフル活動となりそうです。
2010年01月14日
森とま通信 vol.8


「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の会報「森とま通信 vol.8(2010冬号)」ができあがりました。表紙は伐採の仕事の様子です。今回の特集は森とまスタイルの設計についてです。しずおか森と学ぶ家づくりの会事務局か清水建築設計室に問い合わせていただければ郵送いたします。
森とま通信 Vol.8(2010冬号)
<Contents>
○ 森とまStyle「設計スタイル」
○ 森とま材の家(杉山智之建築事務所 杉山智之)
○ 木は人に優しく、環境に優しく(株式会社石川木材 石川太久治)
○ 家づくりコンシェルジュ(PLATZ永野一級建築士事務所 永野達弘)
○ イベントスケジュール・入会案内
2009年11月30日
「森とま」11月定例会


「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員による定例会が行われました。伐採見学会、秋の森づくり県民大作戦の反省。次回イベントの検討などを行いました。
現在工事が始まっている「森とま材」を使った住宅の構造見学会を1月に行うことになりました。詳細は後日発表いたします。また、2月に(社)静岡県建築士会中部ブロック青年企画委員会が静岡市の青葉通りで行う建築イベントに「森とま」も参加、協力することになりました。また春に行う予定の山のイベントも検討中です。いろんな方々に出会う機会がこれからもいろいろあります、楽しみです。
2009年10月26日
伐採見学会と森林運動会


土曜日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の「伐採見学会と森林運動会」でした。
集合場所からでこぼこの林道を上り現地に到着。まずは、森林の中を林業の専門家の話を聞きながら散策をしました。間伐をしている森としていない森、元気な森と元気の無い森を見比べたり、林道の作り方と土の話など、現地で聞くとすごくよく理解できます。
散策の後はSGEC認証林の中から立派なスギを伐採する様子を見学しました。倒す技術や苦労の話も聞いて、大きな木が「森とま材」になる最初の段階を見ることができました。お昼は暖かい豚汁をいただきながら各自持参のお弁当を食べます。
午後からは体を動かす遊びの時間です。まずは各自、認証部会の皆さんが用意してくださった竹とススキで弓矢を作ります。弓はいいのですが、矢はまっすぐなススキを選んだり、具合良く錘をつけなければならないので意外と時間がかかります。
弓矢の練習と調整ができたら、それを持って森の中に設けられた7箇所の的を回り、何回当てられたかを参加者全員で競います。簡単そうなのですがこれがなかなか当らないんです。単純な遊びですが大人も子供も楽しみながら、結構森の中を上ったり下りたり歩いていました。そして、優勝者にはチェーンソーで作った椅子がプレゼント。解散になる頃雨がポタポタと落ちてきました。
今回も伐採を見に行くだけではなく森の勉強や遊びを楽しんできました。うちの子供たちも大満足で弓矢も持って帰ってきました。今回のイベントに参加してくださった皆様ありがとうございました。そして準備、段取りをしてくださった静岡市林業研究会 森林認証部会の皆さんありがとうございました。これからも「森とま」らしいこのようなイベントを行っていきたいと思います。
2009年10月22日
「森とま」10月定例会


昨日は専門家会員による定例会が行われました。今週末に迫った伐採見学会の最終確認、11月15日に青葉シンボルロードで行われる秋の森づくり県民大作戦への参加内容、建築士会青年委員会企画への協力などについて話し合いました。
また、森とま材を使った工事も行われることになりました。本来の目的である部分が実現に向けて動き出します。これから、皆様にもその様子を報告できるかと思います。今週末24(土)は伐採見学会です。今回は山で弓矢を作って遊んだりこれまでとはまた違ったイベントを企画しています。僕もウチの子供達を連れて行きます。まだ、参加受付中です!
写真は専門化会員の鈴木さんからいただいた「サルナシ」という木の実です。大きいので2cmくらいですが中身はまったくキウイです。想像するより甘くて種までしっかりキウイでびっくりしました。
2009年09月25日
「森とま」9月定例会


昨日、専門家会員による定例会が行われました。7月は森とま合宿にて、8月は木と遊ぼう!のときに製材所にて行っていたので、会議室でやるのは久しぶりでした。
まず、報告することがあります。「森とま」専門家会員の林業家の山はSGECの森林認証を取得していましたが、今回それに加えて専門化会員の杉山製材所がSGEC材を扱う製材所として認証を受けました。これによって、「森とま」の中で環境に配慮して育てられた材を生産から加工、供給するシステムが繋がりました。「森とま材」はSGEC森林認証材になります。
「森とま」のメインのイベントである伐採見学会が近づいてきました。今年は10月24日(土)です。今回はグループ参加の申し込みがきているので、いつもより参加者が多くなることが考えられます。たくさんの人に来ていただいても楽しんでいただけるように、みんなで森の中で運動をする企画を考えています。ただの伐採見学だけではないのが「森とま」らしいところです。
その他、最近は各方面からいろいろとイベント参加の要請や問い合わせがあるのでそれらの情報整理と「森とま」としての対応を話し合いました。会の理念を忘れることなく新しい可能性に取り組んでいくことを確認しました。
2009年09月07日
青葉イベント参加


昨日は青葉シンボルロードで行われた静岡県の林業研究会の皆さんのイベントに「しずおか森と学ぶ家づくりの会」として参加してきました。木工コーナーや丸太切り体験など林業を知ってもらう為のブースが並ぶ中で、僕達は静岡の木を使って家を建てるための活動のPRをしてきました。
また、秋の伐採見学の内容が決まりましたのでこちらの案内も配布してきました。今回は運動会?付きなのでまたいろいろと楽しいと思います。詳細は後日お知らせいたします。一般の方のほかにも県の林業関係部署の方々も参加されていて、そういった方々との交流も新しい展開が期待できるものでした。
2009年08月24日
木に触れて


昨日は「森とま 木と遊ぼう!」でした。夏休み最後の週末、とても天気が良く風もあり気持ちいい日です。製材所の入口にはでか積木、木のプールのコーナーがあり今年も子供達が楽しそうに遊んでいます。その隣では木工コーナー、こちらは大人も子供と一緒に一生懸命、苦労?しながら思い思いのものをつくっていただきました。それから製材所になっているブルーベリーやブドウを採って食べて、こちらも人気でした。
また、今年は午前と午後の2回製材作業の実演を行い皆さんに見ていただきました。丸太1本を梁材に加工していく様子を見学します。そのときの音や匂い、出来た木材の感触を感じてもらうことができたと思います。僕たちも製材という仕事の難しさや技術をあらためて学ぶことが出来ました。いろんなことをしながら、専門家会員同士でも1日ゆっくり森や木の話をしながら過ごしました。また、秋の伐採見学会の準備も始まります。遊びに来てくださった皆様ありがとうございました!