2011年11月06日

森とま伐採見学会2011

森とま伐採見学会2011


 昨日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の伐採見学会「森林整備体験と森のあたたか料理」でした。今回の現場は足久保の奥の山林、谷川沿いに林道を上った少し広い場所です。

 まずは枝打ち体験、各自のこぎりを持って川を渡った斜面に上り枝打ちについての説明を受けました、枝打ちは良質で節のない材をつくるための作業です。その後プロの仕事を見せてもらいそれぞれ手の届く範囲で枝を切ります。上を向いての作業はなかなか大変ですが、枝を払えば空間が広がり森がすっきり明るくなるのがわかります。

森とま伐採見学会2011


 続いて伐採作業の見学でしたが、今回は参加者代表として林業家の専門家会員の指導の下、僕が実際にチェーンソーを使い伐採作業の体験をさせてもらいました。けがをしないために実際の作業に使う装備を身に着け、伐採する木の横で説明を受けました。ほかの参加者は少し離れた場所からの見学です。伐採をする場所は斜面のため足場の悪い場所でチェーンソーを使うため、体のいろんな場所に力を入れていないといけません。緊張しながらも的確な指導のおかげで、計画通りの方向に倒すことができました。これまで伐採の見学は何度もしてきましたが今回はとても貴重な体験をさせてもらいました。

森とま伐採見学会2011


 次に、斜面に倒された状態の木の枝を払い、用途に合った長さに切る造材玉切り作業、それを平らな場所まで運ぶ作業を見学。山の斜面という不安定な場所での手際の良いプロの作業を見せてもらい改めてその技術のすごさを感じました。

森とま伐採見学会2011


 盛り沢山の勉強の後はお待たせ昼食の時間です。今回は焚火パンを作ってみました。参加者各自、木の棒にアルミホイルを巻き、あらかじめ用意してくれてあったパン生地をその棒に巻きつけます。あとはそれを焚火にかざしてしばらく待ちます。生地がだんだん膨らんできます、そのうち焦げ目がついてきます、10分ほどでこんがりとしたパンが出来上がります。子供も大人もみんなして挑戦、自分のパンが上手にできるように楽みながら作業して、おいしくいただきました。

森とま伐採見学会2011


 今回の伐採見学会は少人数だったのですがその分濃い内容の勉強ができ、また楽しい体験もできました。準備や当日の段取りをしていただいた静岡市林業研究会 森林認証部会の皆さんありがとうございました。


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Posted by shimizu-a-o at 14:32│Comments(0)ほうこく
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