2017年04月17日

「春の山で木を植える体験会」

「春の山で木を植える体験会」を行いました。

9年前に植林体験会で植えた木は5~6mに成長し、当時設置したの看板も残っていました。その看板には当時子供たちが書いた落書きも残っていて懐かしく思い出しました。ここでは成長した木の下の方の枯れた枝を切る手入れの体験をしました。

その後、別の場所に移動し、新たに75本のヒノキを植えました。苗を植える穴の深さ、苗の向き、土のかぶせ方、林業家に指導していただき、それぞれに理由があることを学びました。将来ここがまた新しい森になることを想像すると嬉しくなります。

作業の後、山々を眺めながらの昼食は格別でした。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。




















  


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2016年11月24日

秋の森と学ぶ日

「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の活動が続きました。まずは11/20の日曜日、とても天気が良い穏やかな日でした。JR清水駅前で開催されたのまちおこしイベントの「シミフェス」に参加、静岡市産の杉を使ったお箸づくりと積木1000個で遊ぶ体験を行いました。お箸づくりは用意した角材をミニカンナで削って自分好みのお箸の形にしていきます。お子様から大人の方まで、やっているうちに一生懸命になってくる感覚、固かったり柔らかかったりする木をけずる感覚、サンドペーパーをかけた後のすべすべの気持ちの良い肌触り、などを楽しいんでいただけたと思います。積木1000個は例年通り、小さいお子様たちに大人気でした。










 11/23日の祝日は「秋の山へ行こう!伐採見学と木工作」を28名の参加で行いました。天気も晴れとはいきませんでしたが、雨が降ることはなく山を体験することができました。まずは林業家から木々が元気に育つための山の仕事の話を聞きます。その後に伐採作業の見学、切り株からヒノキの香りが広がりました。木の実や赤い葉っぱを拾いながらの散策で山頂まで、市内を一望できる景色を楽しみました。お弁当を食べた後はたき火でマシュマロ焼き、だんだん上手になります。午後はミニ黒板作り、拾って来たり、用意してもらったもので飾り付けを子供達のアイデアが光ります。秋の山でいろんなことを知ったり遊んだりしました。



















こういったかたちで体感した木の感触と存在感を住まいに、そんなことを少しでも考えてもらえればと思います。
  


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2016年06月13日

オクシズ材でお箸づくり



先週の土曜日「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は久しぶりにイベントに参加してきました。今回は静岡済生会総合病院のホスピタルフェアでオクシズ材を使ったお箸作りコーナーの担当です。病院の1、2階のホールを開放して、体験コーナーやミニコンサートなどが行われ、和やかで楽しいイベントでした。

お箸作りは、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が用意したオクシズ材、スギの白いところ、スギの赤いところ、ヒノキ、から好きな材料を選んでいただき、小さなかんなでお箸の形に削っていくというもの。単純な作業ですが、コツをつかむまで少し時間がかかります。うまく削れるようになったらその形が気になり、左右2本の太さバランスを整え、最後はサンドペーパーできれいに滑らかに仕上げる、といった感じで思わず夢中になれます。参加してくださった皆様も意外と時間がかかる作業でしたが、楽しんでいただけている様子でした。



約4時間のイベントでしたが、お子様から年配の方までほぼ時間内人が途切れることなく盛況のうちに終わることができました。会話の中で一般の皆さんが木に持っているイメージを知ったり、木に触ること、木を扱うことの楽しさを再認識したような気がします。
  


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2015年11月24日

静岡の山歩きと木工作



日曜日に静岡市の高山市民の森で小学生と保護者の皆さん20名ほどの参加で「静岡の山歩きと木工作」を行いました。

まずは林業家から森と木のはなしを聞きながら山歩きです。森の木を間伐するとどんな良いことがあるのか、どのような木から間伐するのか、実際の森を見ながらの勉強です。次に伐採の作業を見学、ヒノキの木を一本倒しました。大きなチェーンソーの音、木を倒す作業の緊張感、大きな木が倒れる瞬間、倒された木に感触と香り、貴重な体験だったと思います。その後は午後の木工作に使う材料を拾いながら山頂まで、木の実を拾ったり、高いところの葉っぱを取ったり、子供たちは本当に楽しそうでした。

お弁当を食べたら木工作です、自分の拾ってきた木の実などでミニ黒板に飾り付けをします。きれいな木の実の色を上手に使ったもの、大きめの葉っぱをバランス配置したもの、楽しい作品がたくさんできました。

今回も参加してくださった皆さんのおかげで楽しいイベントとなりました、ありがとうございました。このイベントを通して森や木のことを身近なものとして感じてもらえたのであれば、良かったと感じます。

  


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2015年11月10日

木を学ぶ



 昨日、「製材所見学会 + しずおか木の文化フォーラム」を行いました。杉山製材所の杉山さんから製材という仕事について、木の特性を読むということ、刃の入れかたひとつで材の出来が変わること、先の作業を読む経験と結果に対応する技術の話など、普段はあまりお聞きしない専門的な部分について知ることができてとても勉強になり面白かったです。その後の製材実演で先の説明の内容にまた納得。充実した勉強会でした。
  


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2015年06月06日

森とまスタッフ会議



先日、専門家会員の杉山智之建築事務所の杉山さんが設計監理を行った「みずほの家」が完成しました。この家は、しずおか森と学ぶ家づくりの会の提供する静岡市産の天然乾燥材を使った「しずおかの森の木でつくる家」です。

「しずおか森と学ぶ家づくりの会」では毎月1回、専門家会員のスタッフが集まり、情報交換や活動内容に関する相談、イベントの準備などの話し合いを行っていますが、今回はスタッフ全員でこちらの住宅を見学をさせていただき、その後に専門家会議を行いました。

住まい手のライフスタイルを反映した使いやすそうなプラン、空間の美しさを際立たせるすっきりとした納まり、天然乾燥されたスギのきれいな色と感触が心地よい床や、しずおか森と学ぶ家づくりの会のネットワークを活かして入手した貴重な樹を使った家具など、密度の高い仕事がされた素敵な住宅でした。

見学後の専門家会議は茶室として使われる予定の和室をお借りして行いました。いつもは仕事が終わった後に市民活動センターなどで行っているのですが、この日は明るい時間に畳の間ということで、いつもとはちょっと違う雰囲気でスタッフ5人が丸くなって打ち合わせ、夏のイベントや次の森とま通信についてなど話し合いました。
  


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2015年04月18日

「森で働く機械が大集合! 森とまの林業仕事体験会」報告



 今日は「森で働く機械が大集合! 森とまの林業仕事体験会」でした。いつもお世話になっている「静岡市林業研究会 森林認証部会」のメンバーの方が所有する「SGEC認証林」に行ってきました。会場は静岡市から自動車で1時間半ほどの山中、持ち主の林業家が作業を行うために自力で道を付けたという森でしたが、手入れが行き届き明るく気持ちの良い場所でした。

 林業家からこの森のこと、仕事のことなどをお聞きした後、実演の見学となります。切り倒した丸太の枝を落としながら製材の長さに切る「玉切り」という作業を、まずは人がチェーンソーを使いながら行う様子を見学、手際の良い作業は職人技です。次に最新の機械を使った同じ作業の見学、油圧ショベルに林業用アタッチメントをつけたもので、丸太をつかむと長さを計りながら丸太をスライドさせて枝を落としていきます、そして設定した長さで切断、あっという間でした。人材の減少と作業の効率化が求められる中で変わっていく林業の作業の様子を知ることができました。

 見学が終わったらお昼の時間、各自が持ってきたお弁当とダッチオーブンを使ったアウトドア料理、キャベツとタマネギが柔らかくて甘くておいしかったです。山のイベントで食べるご飯はいつも最高です。

 私たちはこのように環境に配慮しながら森を育てている、顔の見える林業家が育てた良質な木を、住まいづくりに使うネットワークとして情報発信を行っています。今日もたくさんのことを学ぶことができました。これからもいろいろなイベントを行っていくので興味のある方はお気軽にご参加ください!
  


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2015年02月02日

オクシズ森林の市



 昨日「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は静岡市産材活用推進センターのイベント「オクシズ森林の市(もりのいち)」に参加しました。今回は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が提案する「しずおかの森の木でつくる家」のパネル展示と積木1000個を用意しました。積木は今回も人気で、子供の遊び場として大活躍していました。

 そんな子供たちとの遊びの中で写真のように積み木の中に子供が入る遊びが面白かったです。正確には子供の周りを積木で囲っていくのです。中の子供はひたすら動かずじっとしています。その周りにスタッフや兄弟、お母さんが積み木を積み上げていきます。最終的には上部を絞っていき、頭のてっぺんまで積み上げることができて、何とも不思議な形が出来上がり。顔の部分だけ穴をあけてあげると中に子供が入っていることに、通りすがりの皆さんも驚きます。積み木の中からどんな景色が見えているのか、ちょっとうらやましかったです。

 とにかく昨日は天気も良くたくさんの皆さんが足を運んでくださって、たくさんの皆さんにお会いすることができました。あたたかく楽しいイベントでした。
  


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2014年07月21日

森とマルシェでした。



 昨日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」と「安倍奥の会」の共催、「森とマルシェ in 玉川」でした。午前中からたくさんの方にお越しいただきました。会場内ではなかなかホームセンターではお目にかかれない板材などがアウトレット価格で並べられていたり、地元の野菜が直販されていたり、木の小物販売など、見ているだけで面白いです。また、木工作コーナー、1000個積木、薪割り体験、鹿野の角輪投げなどでは子供たちも楽しそうに遊んでいました。そして、手作りシロップのかき氷は安定のおいしさで梅味とイチゴ味をいただきました。











 午後には雨が降ったりやんだりでしたがそれもまた夏らしい雨だなあと感じました。夏の楽しい一日でした。足を運んでくださった皆様ありがとうございました。これを機会にまた新しいつながりが生まれたりすると嬉しいです。  


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2014年04月30日

シミフェスNo.13



 昨日は清水のまちおこしイベント「シミフェスNo.13」が清水駅みなと口広場で開催され、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は今年も積木1000個を持ち込んで遊び場を提供しました。天候はあいにく雨がぱらつく状態で、ブースの代わりとなる竹のスタードームにシートをかけての活動となりました。それでもステージで演奏がはじまる午前10時のイベントスタートとともに、たくさんの方々が会場を訪れてくださいました。そして、私たちのブースも子供たちでいっぱいに。積木は始めると夢中になるもので、それぞれがそれぞれの形の塔を作り始めます。早く高く積む子、ゆっくり安定した形で積む子、いろいろです。中には大人も感心するようなものが出来上がったりします。プラスチックでできたいろんな機能のあるおもちゃではなく、木でできたシンプルなおもちゃでも「面白い」と思ってもらえれば。おもちゃも家の良い素材でシンプルなものが長く楽しめる、そんなことにつながっているのかもしれないと思いました。  


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2013年07月16日

森とマルシェ 2013

7/15(日)にしずおか森と学ぶ家づくりの会安倍奥の会の共催で「森とマルシェ」が行われました。地元の農産物や木工品、木材アウトレットのお店が並び眺めているだけでも楽しいのですが、掘り出し物を見つける面白みがあります。また、ベンチに腰かけて食べる甘酸っぱい手作りシロップのかき氷は最高でした。木工作や薪割りコーナーではお子さんたちが木に触れて手を動かし、汗を流して楽しいんでいただきました。山間の製材所だからこそのゆっくりとした楽しい時間を感じていただけたのではないかと思います。これを機会に「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の活動に興味を持っていただき、知っていただくことで何かの時にお役にたてればと思います。ご来場していただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。












  


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2012年11月19日

森とまスクール06 製材所見学と木の勉強



 昨日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の「森とまスクール06 製材所見学と木の勉強会」、森とま専門家会員で安倍川流域材の天然乾燥を行っている杉山製材所を見学しました。

 いつものように参加者皆さんの自己紹介のあと製材について勉強を。製材は丸太を建築の材料として使える形に切っていく作業です。丸太を見てどのようなことを考えて製材しているのか、使い方によって切り方が全く変わってくることなどの説明をしたもらった後、実際の作業を見せていただきました。1本の木を丸太から板状に、または角材に切っていくのですが、そこには経験と技が活きていることがよくわかりました。

 その後、天然乾燥の勉強をし、製材所内におかれている乾燥中の木材などを見て回りました。特に森とま材として使われる環境に配慮た森林から切り出されたSGEC森林認証材は切った時期や生産者がわかるようにきちんと管理されている様子が分かります。天気が良かったので近くの山を眺めながら専門家会員の林業家から山に生えている木の話をしてもらい、今回の勉強会は終了。

 今回は木工に興味のある方、天然乾燥の材料に興味のある方などいろいろな方が参加してくださいました、ありがとうございます。今年の「しずおか森と学ぶ家づくりの会」のイベントはこれが最後になりますが、また来年いろんな企画を考えていきますので、興味のある方は気軽に参加していただければと思います。
  


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2012年11月13日

育樹祭に参加しました



 11月11日に袋井市のエコパアリーナで第36回全国育樹祭が行われました。「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員も参加してきました。育樹祭はこの行事の開催をすることで「森林資源の活用とそのための人づくり」の大切さへの理解を広く発信することを目的に行われています。前日の10日には平成11年に行われた第50回全国植樹祭で、天皇皇后両陛下がお手植えになられたヒメシャラ・ヤマボウシを皇太子殿下がお手入れされました。そういった式典のなかで「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は「静岡県森づくり功労者 森を活かすひと」を受賞させていただきました。個人の林業家、製材所、設計事務所が始めた活動でしたが、いろんな方々の協力をいただき、5年を経てこのように認められることができました、ありがとうございます。これからも楽しく学ぶという最初の理念を大切に活動していこうと思います。  


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2012年10月17日

森とまスクール05 伐採見学と山遊び&森とまの家完成見学会



 日曜日は「森とまスクール05 伐採見学と山遊び&森とまの家完成見学会」でした、会場は静岡市葵区梅ケ島です。まず最初は山の勉強、SGEC森林認証を受けている山とはどういう山なのか、どのようなことに気を使って木を育てているのか。山の中を歩きながら森の空気を感じて、立ち止まって森の木を見て話を聞きます。会議室で話を聞くよりずっとよくわかります。



 伐採現場に到着し作業の説明を聞きます。子供たちは伐採の作業をしてくれる専門家会員の林業家の装備に興味津々、作業の様子も近くで見たいようです。楔をたたく音が響いて、ゆっくり木が傾き、大きな音を立てて倒れます。倒れた木をみんなで観察、長さを測ってみたり、年輪を数えてみたり、切り株に触ってみたり、皮の下の汁を舐めてみたり。



 山から下りたら遊びと料理。子供たちは拾ってきた落ち葉や木の皮に絵の具を塗って版画遊び、大人は竹の棒を芯に使ったバームクーヘン作りに挑戦。バームクーヘン作りはやっているうちにだんだんコツをつかんできます。ある程度の太さになり、いい感じの焦げ色がついたらしばらく冷まします。その間にお弁当の時間です。



 お弁当を食べ終わったら、先ほど作ったバームクーヘンを切ってみます。思っていたよりちゃんとバームクーヘンになっていて感激しました。味も甘すぎず、ふんわりした感じの出来上がりで美味しかったです。その後しばらくその場で休んだり、遊んだりして森とまの家完成見学会へ。



 森とまの家完成見学会では専門家会委員の杉山智之建築事務所の設計監理によってつくられた「へうげ案」を見学。この家は構造、仕上に森とま材が使われています。写真で見た印象より実物の空間はより細やかで、それでいて大胆な空間構成、参加者の皆さんもそれぞれ上手に木を使った家の感触を楽しんでいたのではないでしょうか。



 今年の伐採見学会は穏やかな天候に恵まれ、木のことを知ろうと思っている皆さんと、ま気な子供たちと、楽しい時間を過ごすことができました、本当に良かったです。参加してくださった皆様どうもありがとうございました。
  


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2012年09月18日

森とまスクール04



 2012年 9/15(土)~9/17(月)、静岡市のギャラリー濱村にてANS建築展「箱の中の建築」が開催されました。森とま専門家会員の建築士、杉山智之と清水利至もANSのメンバーとして参加しました。メンバーそれぞれが30cm×30cm×30cmのダンボールの箱の中に空間を表現するということで、会場には段ボールの箱が並びそれを覗く人の姿がありました。15日(土)の夕方から作品のプレゼンテーションを行いましたが、今回はこれを森とまスクール04「建築と学ぼう」としてコラボレーションさせていただきました。建築士のそれぞれの発想や考え方、普段の仕事とは違う題材を使っての話は一味違って面白かったです。  


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2012年08月05日

森とまスクール02・03



 今日は「森とまスクール02 木工作を学ぼう! 木の時計づくり」と「森とまスクール03 空間を学ぼう! 箱の中の光の空間」を賤機都市山村交流センター安倍ごころで行いました。

 木の時計づくりはスギ・ヒノキ・ケヤキ・ツガの4種類の文字盤から好きなものを選び、色の違う木片や木の実を貼り付けてオリジナルの時計をつくりました。木の種類や木目の話を聞くと、想像が膨らみます。子供たちには木の実が人気で思い思いのかたちに並べて素敵な時計ができました。

 空間を学ぼうでは段ボール箱にいろいろな形や仕組みの窓をつくり、穴からの覗くことでそれぞれの窓の効果やそれがあることで空間がどのように変わるのかを実験しました。大人も子供も段ボール箱を覗き込みくるくる回したり、自分がくるくる回ったり、意外な発見に喜んだり楽しい時間を過ごしました。

 参加してくださった皆様、ありがとうございました。
  


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2012年08月03日

森とま通信 vol.18



森とま通信vol.18 2012夏号ができあがりました。今回は「森とまとCO2の話」です。森とまの専門家会員が建築士、製材所、林業、それぞれの視点でCO2について話しています。木の家を大切に長く住むということは環境にもいいことなのです。ご希望の方にはお送りいたしますので、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」事務局にお問い合わせください。

森とま通信 Vol.18(2012夏号)
<Contents>
○特集「森とまとCO2の話」
 ・CO2と木の家(清水建築設計室:清水利至)
 ・森林の炭素固定(山田林業:山田芳朗)
 ・天然乾燥材とウッドマイルズ(杉山製材所:杉山徹)
○イベント案内
  


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2012年07月26日

お茶カフェトーク



 昨日、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」専門家会員が「市長とお茶カフェトーク」を行ってきました。これは様々な活動をしている団体と市長が、活動から感じる市政の課題について意見交換をするという静岡市広報課の企画で、静岡市のお茶とお菓子を楽しみながら、気軽な雰囲気で話をしましょうというものです。

 「しずおか森と学ぶ家づくりの会」がイベントなどで使わせていただく賤機都市山村交流センター安倍ごころで2時間ほど森とまの活動や山の現状、木材の現状などについて話をしました。会話がしやすい雰囲気で、林業、製材、建築士の専門家会員それぞれの立場からの話をし、それに対する市長の考え方を聞くことができたので充実した時間でした。紅茶とお菓子もおいしかったです。その様子が今朝の静岡新聞に写真つきで掲載されました。これをきっかけに「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の活動を知っていただき、それがまた良い動きにつながればと思います。
  


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2012年07月21日

森とまスクール01「木を使った家具づくりを学ぼう」



 森とまスクール第1回「木を使った家具づくりを学ぼう~木製家具のデザインと製作~」ということで静岡市駿河区の「すまうと家具製作所」を見学させていただきました。今回案内してくださったのはデザイナーで家具職人の野木村さんです。野木村さんは「森とま」が活動し始めたころ伐採イベントなどに参加してくださって、いろいろとお世話になっていました。



 まず「すまうと」の活動と現在に至るまでのお話を聞きました。どのような思いでこの仕事をなさっているのか、どのような姿勢で家具づくりと向き合っているのか、何を希望して活動しいているのか、普段あらたまってお聞きすることがないことを話してくださいました。ものづくりに対する思いが伝わります。



 次にショールームで「家具の見方」の話を。家具屋さんなどで家具を見るときにどこを見るとどんな事が分かるのかというお話。作っているから気になる部分、作っているからこそ感じていることなど、木を扱う仕事をしている者にとっては参考になる内容でした。また、「椅子のポイント」ということでどんな違いが座り心地のどんな部分に関係してくるかなどを説明していただき、参加者は実際にその場にある椅子に座ってみて「なるほど。」「あー!、はいはい。」などといいながら納得させていただきました。



 作業のタイミングがいいところで作業場のほうへ、いろいろな機械が並んでいる中で作業の手順やそれぞれの機会の役目などをお聞きしました。家具作りの中ではいろいろな機会を使っているけれど、それは職人の腕がなければ使いこなせないこと、使いこなすことでよい家具ができること、道具へのこだわりが感じられました。



 最後に新しい家具をつくるまでどのようなプロセスなのかというお話。発想があって、それをカタチにする方法を検討し、探す。しかし、それは意外と日常のなかにあったり、先人たちの技術の中にあったりもする。それらを見つけて落とし込むことができれば、モノとして作る段階に進める。考えすぎても進まなければ、しばらくほっておく、モノづくりにはそんなスタンスも必要なのかもしれないと感じました。

 今回、お世話になった野木村さん、すまうとの皆様、ありがとうございました。参加者それぞれ発見があったと思います。今回の見学会を通して、またどこかで何かがつながったりすれば、すごくいいなと思います。


  


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2012年04月16日

静岡の山を知ろう!~春山散歩・植樹体験~



 今年は春のイベントととして4月15日(日)に「静岡の山を知ろう!~春山散歩・植樹体験~」を開催しました。今回は静岡市林業研究会森林認証部会の皆さんのご協力によって「静岡市林業センター」から「静岡市千代みどりの森」を散策し、部会員の林業家の山で植林体験をさせていただきました。大人12人、子供11人、犬1匹の参加でにぎやかに行われました。



 午前中は林業センターを出発して山道を登っていきます。途中、コース沿いで見つけた植物の話や、このあたりの林の様子などの説明を受けながら、時々休憩をはさみながら歩きます。子供たちはウラジロという葉っぱが飛行機のように飛ばせることを教えてもらうとよく飛ぶ葉っぱを探したり、キノコや虫をみつけてつついたり、楽しそうに歩いていました。



 一時間半くらいの山歩きをして植林体験の場所に到着しました。今回は林道わきに花の付く木を植えてみようということでサクラ、モモ、ドウダンツツジを植えました。作業の説明を受けた後、それぞれの家族で一本づつ木を植えました。普段なかなかできないことなので子供たちのとってもいい体験になったと思います。



 昼食はお弁当と林業研究会の皆さんが用意してくださった山菜の天ぷらと焼き筍。歩いて作業した後、そして木々に囲まれた場所、おいしいご飯になりました。食後は子供たちは遊び、大人は休憩と専門家から木の話を聞かせてもらったりしてすごしました。今回も盛りだくさんの内容で春の一日を楽しく過ごしました。
  


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