2008年11月23日
森とま伐採見学会


昨日は伐採見学会で、静岡市葵区清沢地区の山林での伐採作業の見学と少し前の林業現場の昼食体験を行いました。林業に携わる専門家会員の案内で山を歩きながら、山の話を聞いて、山を観察して現場へ。最初に間伐伐採のヒノキ、次に十分育ったスギを伐採する様子を見学しました。今回は木を倒すにあたって倒す方向を決めたり、倒れた後に木がどのように動くか予測したり、木を出す方法を考えておくといった技術についていろいろ知ることができました。
山での見学を終えたら、川原で昼食です。少し前は山の仕事でも昼食時に焚き火をたいてサンマを良く焼いて食べていたということで、今回もサンマ、焼き芋、椎茸、里芋を焼いていただきました。とてもよく晴れて暖かく穏やかな日だったので、外での食事は最高。サンマも上手に焼けてあちこちで「美味しい!」の声が上がっていました。参加者同士初めて顔を合わせた方々も食事をしながらいろいろと話をされていて、森とまの思いをうまく実現できたのではないかと感じました。今回も協力していただいた静岡市林業研究会 森林認証部会の皆さんありがとうございました、とってもいい見学会でした。
2008年11月03日
森とまの家具工場探検


土曜日は「森とまの家具工場見学会」で森とま専門家会員、一般会員、一般参加の皆さんと岡部町の「家具ショップbases」さんにおじゃましてきました。工場と隣接したショップにはシンプルで美しい家具が並んでいます。まずはおのおのショップの中を自由に見て回ります。机、椅子、キッチン、ベットと材料もいろいろデザインもいろいろな家具見て触って楽しみました。椅子やソファーといった物は座ってこそその良さ、心地よさが分かります。それを実感することができました。
その後、代表でディレクターの平盛さんが店内の家具を順に説明してくださいました。家具づくりにのぞむ姿勢や木の特性を考え細かい工夫や技術を投入して作り上げられる様子がよく解りました。一生懸命お話をしてくださって、みんなも話しに聞き入って、時間を押し気味に店内見学を終わり工場へ。一見無造作に並べられた作業機械ですが、家具を造る行程とその機械の役目を教えていただくとその道筋が見えてきます。仕上げの行程では心地よい手触りをつくり出すために丁寧で根気の要る作業が行われていました。最後に店内にある薪ストーブを実際に運転していただき話しをお聞きして今回の見学会は終了しました。
2時間ちょっとの時間でしたが、普段聞くことのできない家具づくりに関するいろいろな話しをお聞きすることができ大変参考になりました。それとともに真剣に物づくりに取り組む姿勢に共感することができました。今回の「森とまの家具工場見学会」とても楽しく勉強することができました。今後もこのような「ものづくり」に関する勉強会を行っていこうと思います。今回ご協力いただきましたbasesさんありがとうございました。