2009年04月06日

CO2固定量測定体験

CO2固定量測定体験


 土曜日は「春の森林散策と森のCO2固定量測定体験」でした。藁科都市山村交流センターわらびこに集合し、高山市民の森へと向かいます。駐車場に車を止め早速林道へ、途中森の中を歩いたりしながら調査場所へ到着。
 
 CO2固定量測定とは10m×10mのプロットを設定し、その中の木を測定します。木の本数を数えすべてに番号を振り、地上から120cmの位置の太さを測ります。このときに出来るだけ正確に計算するため表面の皮をかるく削るのですが、この作業が意外と疲れました。プロット内の全ての木を測定したらそれを集計し木の半径の平均値を出します。次に平均値に近い太さの木を切り、その高さを測り平均の高さとします。

 これでこのプロット内の木の体積を計算することが出来るようになり、あとはCO2の固定量を算出するための数式に当てはめていけばそこでどれだけのCO2が固定されているか分かるのです。今回調査を行った場所の木一本が固定しているCO2は184kgでした。

 その後それがどれくらいの量なのか、この調査をしている意味などの話を聞き、改めて森の働きについて考える機会になりました。調査後は皆で山頂まで上り昼食をとりました。とても見晴らしがよく、急な山道を歩いて疲れていたので弁当がとても美味しかったです。今回協力してくださった静岡市林業研究会森林認証部会の皆さんありがとうございました。


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Posted by shimizu-a-o at 16:11│Comments(0)ほうこく
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